【新唐人2014年6月24日】香港の「セントラル占拠運動」が発起した住民投票の実質投票が22日から始まり、雨の中、およそ5万人の香港市民が15カ所の投票所に向かいました。23日午前0時現在、電子投票と実質投票の投票数は70万を超えました。国際メディアは、香港人は今歴史を創り直していると報じています。
今回の投票数は予想を大きく上回り、政治に無関心だった有名人や芸術家も民主を勝ち取るために、積極的に投票に参加しました。
口に白書を入れ、白い「白皮豚」を引っ張りながら、一歩ずつゆっくり前に進むパフォーマンスを展開しているのは芸術家のグループです。白書を白い豚にたとえ、不満を表現しています。投票用紙を手に、市民に投票の重要性を訴えています。
香港芸術家 美彤さん
「白書が発表されてから、基本法を解釈する内容があってもよかったのですが、香港の法制精神が深刻に脅かされています」
電子投票のほか、多くの有名人が投票所を訪れ投票しました。初めて開放した15カ所の投票所には、多くの市民が家族連れで訪れました。
香港民主党 李柱銘主席
「夢にも思わなかった数字です。明らかに市民らが白書の影響を受けています」
カトリック教 陳日君司教
「香港のために嬉しいです。私は普通選挙の日を見られないかもしれませんが、あなた達若者は見る事ができるはずです」
香港市民
「まずは我々の基本権利です。次に中国政府に言いたいのは、これは我々の権利だから、剥奪してはならないということ」
中国当局が抑圧すればするほど、香港人の怒りは高まるばかりです。
香港市民 周さん
「共産党が何かを企んでいなければ、ふるいかけはしないはずです。国と国民と香港を愛する人を我々が選出すればいいのです」
香港市民 李さん
「共産党は民意を重視しません。回避するか抑圧する。数十年間ずっとそうです。香港が大陸のようになってほしくない」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/23/atext1118371.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)